テキサスホールデムは世界で最もプレイヤー数の多いポーカーです。世界大会が開催されたり、芸能人や一流スポーツ選手など多くの著名人にも愛されています。
ルールは簡単ですが、戦略、駆け引き、心理戦も含んだ奥が深いゲームとなっています。ここではゲームの勝率を上げるために役立つコツをご紹介していきます。
テキサスホールデムで勝つために使える14の戦略
1. 自分のハンドの価値を知る
勝つためには、自分が持っているカードの価値を正確に把握することが何よりも大事です。テキサスホールデムでは、テーブル上のコミュニティカードと配られた2枚のホールカードを使って自分が戦うための5枚のカードの組み合わせを作りますが、ゲームを有利に進めるためにはカードの内容を熟知しておかなければなりません。ハンドの強さや、どのハンドを目指していきたいかを、瞬時にそして明確にするためにも、スターティングハンド表やハンドランキングをしっかりと覚えましょう。
2. 強い手だけをプレイする
ロイヤルフラッシュのような強力なハンドがきたらラッキーですが、他のプレイヤーが良いハンドを持っている可能性もあるということを忘れないでおきましょう。
3. わからないときはフォールドする
間違った状況でコールすることはポーカーで負ける1番の近道。勝ちたいという気持ちが強すぎると人間誰でも焦って勝負に出てしまうものですが、ベットやレイズに対してコールするかフォールドするかをちょっとでも迷ったときはフォールドするのが得策です。なお、フォールドした場合は必ずハンドの詳細をメモしておき、セッション後にそのフォールドが正しかったかどうかを判断していくようにすると、自分のスキルを徐々に向上させていくことができます。
4. オッズを知る
ゲームに参加する前に、まず自分の勝率を知りましょう。賭ける前にカードの組み合わせを確認する必要があります。確率的にゲームを続ける価値があるかどうかをよく考えることが大事です。
5. 自分の気分ではなくカードの内容で勝負する
常に配られたカードと、そのカードから引き出せる可能性のある勝利の組み合わせに心を集中させて理論的にプレイするようにします。
6. 目を離さない
他のプレイヤーの動きから目を離さずに、常にテーブルに目を向けておくことが大事です。他のプレイヤーの戦略を見抜く力を養いましょう。
7. 自信を持ってプレイする
多少のミスがあっても、コントロールを失ってはいけません。他のプレイヤーの前では常に自信に満ち溢れているように見せ、どのハンドをプレイしているのか分からないようにしましょう。
8. 真似をしない
他のゲーマーが使っている戦略をそっくりそのまま真似るのではなく、そのやり方のコンセプトを理解して、そこから自分が使える技を導き出しましょう。
9. 慎重にプレイする
フロップ後にハンドが改善されない場合は、カードをフォールドして慎重にプレイします。このルールは、ローペアを持っている場合に特に当てはまります。
10. ルーズなプレイは禁物
ショートハンドのゲームでは、決してルーズにプレイしてはいけません。特にテーブルに4人か5人しかいない場合は、一瞬も隙を見せてはいけないということです。
11. アグレッシブにプレイする
強いハンドやいけそうなハンドをタイトなレンジでプレイすることも大事です。アグレッシブにプレイすることで実際のハンドの価値を周りにわかりにくくすることができます。
12. ポジティブな気分のときだけプレイ
ポーカーは、趣味でプレイするにしてもプロのプレイヤーであっても、楽しいものであるべきです。良い気分の時には最高のパフォーマンスを発揮することができますが、イライラしたり、疲れていたり、怒りがこみ上げている場合はその場ですぐに切り上げるようにしましょう。
13. 下手な相手とプレイする
ポーカーをして勝ちたいなら、自分より弱いプレイヤーと対戦する必要があります。これは単純なようで難しく、いかに見抜くことができるかが肝心。例えば、少なくとも一人のプレイヤーが定期的にリンプしている、マルチウェイポットが多い、リレイズは非常に少ないか頻繁に行われている、などというテーブルならなかなか自分に有利だと考えられます。どれも当てはまらない場合はもっと儲かるテーブルを探しましょう。
14. 予算が足りないときはプレイしない
ギャンブルに必要な資金がないのにゲームに参加するのは無謀です。資金コントロールをしっかり行い、やめどきを見極めるようにしてください。
まとめ
ポーカーの人気の理由は、単に強いハンドを作るだけでなく、弱いハンドでも強いと思わせたり、自分以外を勝負から降ろす事でも勝てるためだといわれています。
ポーカーにおいて正しいプレイとは、それぞれの場面でいかに利益的なプレイを行うことができるかということ。自分に合った戦略を立ててスマートにプレイしていきたいですね。